口癖は「やれやれ」なのに、毎回動いてしまう足と手が、悠真というキャラクターそのものだ。この、台詞より行動で感情を見せる構成がとても上手だ。 澪の仮面が剥がれる瞬間を視覚・体温・声のトーンで積み重ねる描写は丁寧で、読者が気づくタイミングを悠真の目線と一致させてるから没入感がある。 五感を使った場面描写も過剰にならず、空気感の作り方が自然だ。