桜舞う橋の上での偶然の出会いから、運命に導かれるように惹かれ合う二人。ヒロイン・優実の飾らない美しさと、それを見守る圭の包容力が心地よく、沖縄の情景や家族との絆を描く筆致には温かな体温を感じます。喪失を乗り越え、共に歩む決意をする二人の姿に、真実の愛のあり方を教わったような清々しい読後感。