誰かがいたような空白のための物語。彼はいるが、周囲にとっては彼はいない。ある日、彼は彼女と言葉を交わし舞台を作り上げる。誰かを人知れず助ける人と言うのは、黙々とそれをやり遂げてひっそり去っていく。記憶にも残らず、賞賛も感謝も受けず。自覚がないだけで、自分の人生にもそういう人はいっぱいいたんじゃないかな、と思います。記憶には残っていないけど、そういう誰かを感じとっていたから、この物語に惹き付けられたのかな、なんて思いました。
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