第1話のキャラメイク崩壊劇が最高に笑える。
筋肉愛好家の成人男性が、まず経験値スロットで最低値「000」を叩き出す。「3経験値が送られます」「3桁のスロットで3って誤差じゃねぇか!!」という嘆きが笑えた。それでも意地で力に振り切った矢先、血統スロットで「魔王姫」という超レア設定を引き当てる——のもつかの間、デメリットの「女性専用アイデンティティ:キャラクターが強制的に女性になる」で数時間かけたマッチョキャラが一瞬で崩壊する。
「まだだ! まだ俺には希望がある!」と個性スロットに全力投球した結果、「のじゃロリお嬢様」を引き「のじゃロリ言葉を使わないと一定時間ステータスダウン」という縛りが追加される流れが完璧だ。「ネタキャラじゃねぇかぁ!」という叫びで1話が締まるテンポ感が小気味よい。
プレイヤーとしてはネタキャラ設定でも、ゲーム世界では「大帝の娘」という本物の王族として機能するギャップが今後の面白さを約束してくれる。スロット沼の笑いと、その裏側にある真のレア設定——読み始めたら止まらない作品だ。