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ロック・メッセージ

ロック・メッセージ

夏谷 澄

おすすめレビュー

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★★★
★9
3人が評価しました
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本文ありのおすすめレビュー

  • daidata
    77件の
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    ★★★ Excellent!!!

    タイトルの二重性と、言葉のない一瞬が刺さる。

    タイトル「ロック・メッセージ」の意味は、読み終えてから変わります。最初に思い浮かべた「ロック」と、最後のページで気づく「ロック」が別物になる。その二重性が、作品全体の構造と重なっていて、読後に静かに効いてきます。

    もう一つ、この作品には「読者に委ねる」場面があります。ネタバレになるので具体的には書きませんが、ある一瞬、作者が意図的に言葉を置かない。そこで自分の中に何が浮かぶかが、そのままこの作品の体験になります。

    感情を直接語らないのに、最後まで手が止まらない。抑制された文章が、かえって深く刺してくる作品でした。

    • 2026年6月4日 19:54