魔王軍の侵攻を前に「今回も逃げよう!」と即決する勇者・義男の情けなさから始まるのに、読み進めるほど妙にクセになる異世界ラブコメです。ぼっちで陰キャ、自己肯定感も低いのに、魔王の娘マルティナを見た瞬間だけ異常な行動力を発揮するギャップが強烈でした。
そこへ加わる僧侶カトーもまた濃い。真面目で優しい相棒に見えて、使う術がとんでもないというズレが面白く、二人の掛け合いだけで読ませます。
ギャグの勢いはかなり危険球ですが、義男の悪夢や「助けてやる」という言葉に見える過去の傷もあり、ただの出オチで終わらない引きがあります。魔界行きの目的も定まり、続きが気になる作品です。
どうも〜、お願いします〜。
いやこの『サラマンダーよしお』ね、タイトルからして強いのよ。もう“よしお”ってなんだよって話でしょ。
そこなんだよな。サラマンダーなのか、よしおなのか、まず整理させてほしいのよ。
いや、いいのよ整理は。もう雰囲気で読むやつだから!
で、読んでみるとちゃんと世界観あるんだよね。そこに“よしお”がいる違和感がずっと面白いの。
そうそう、真面目にやってるのにちょいちょいズレてる。そのバランスがいいのよ。
なんかね、ふざけてるようで、ちゃんと作ってる感じがあるのが悔しいのよ。
悔しいのかよ!でも気づいたら読んでるでしょ?
読んでる。結局読んでるのよ。
つまりね——“よしおでも成立する物語”、これがすごい!
雑なまとめすんなよ!
ありがとうございました〜。