実験体として壊され続けてきた吸血鬼少女イリアと、異界から流れ込んだプロゲーマー・葵。第1話からかなり重い導入ですが、二人の魂が混ざり合う瞬間に、ただの悲劇では終わらない強烈な引きがあります。
特に印象的なのは、イリアの過去の温かさと、それを奪われた残酷さの対比です。家族との穏やかな記憶が描かれるからこそ、現在の絶望がより深く刺さります。そこへ葵の「生きたい」という意思が入り込み、死を望んでいた少女の身体で必死に生存戦略を始める流れが熱いです。
吸血鬼の弱点、血魔法、夜の森という要素も美しく、ダークファンタジーとしての空気感が抜群。ここから二人がどう“攻略”していくのか楽しみです。