「ありがとうございます〜今、“義務教育”をいただきましたけどもね」
「こんなんなんぼあってもいいですからね」
「言うとりますけどもね、うちのオカンが好きな作品があるらしいんやけど、タイトルをちょっと忘れたらしくてね」
「ほな一緒に考えてあげるから、どんな特徴言うてたか教えてみてよ」
「異世界から来た美少女がな、大社町の商店街で義務教育受ける話らしいねん」
「ほな『異世界美少女 大社町商店街で義務教育を受ける』やないかい!そんなピンポイントな設定、他にないやろ!」
「でもな、オカンが言うにはな、異世界やのにめっちゃ生活感あって、商店街の人らとのやり取りがええらしいねん」
「ほな『異世界美少女』やないかい!あれは非日常と日常の混ざり方がウリなんやから!」
「でもな、オカンが言うにはな、派手なバトルとかやなくて、じわじわ面白いらしいねん」
「『異世界美少女』やないかい!義務教育受けてる時点で派手なバトルないやろ!」
「もうそれやん!『異世界美少女 大社町商店街で義務教育を受ける』で決まりや!」
「ありがとうございます〜」
「いやでもね、この作品ね」
「何がええって、“異世界なのに地元感強すぎる”とこなんですよ」
「そうなんです、魔法より商店街が強い」
「そこがクセになるんですよね」