どこか懐かしく、すぐそばで起きているかのようなリアルな空気感に引き込まれる青春小説です。主人公・乃蒼の視点で描かれるクラス替えや委員会決め、昼休みのトランプといった何気ない日常が、瑞々しい筆致で丁寧に紡がれています。不登校の友人の存在や甘酸っぱい恋の予感など、思春期特有の繊細な心の揺れ動きも見どころです。これから始まる修学旅行で彼らがどんな思い出を作るのか、等身大なきらめきに満ちた、中学3年生たちの最高に愛おしい日常と成長を描く青春ストーリー。【レビューコンテスト応募】