めちゃくちゃ面白い!
傲慢王子ものって「王子様が高圧的→ヒロイン困る→実は優しかった」みたいなテンプレを踏みそうなのに、この話はそこをことごとく外してくるのが最高すぎる。
ナルシス殿下の「愛の示し方が完全に間違ってるのに、方向性だけはブレない」キャラクターが本当に絶妙で、「俺様がレオンティーヌに相応しいものを用意すると、何度言えば分かる?!」の一言で一気に「あ、こいつ婚約者のことちゃんと見てるじゃん」ってひっくり返る快感がたまらない。
読者の予想を気持ちよく裏切りながら、でも「言われてみれば確かに」ってなる伏線の積み方が上手い。