このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(256文字)
裏ワザという発想で世界の法則を突破していく展開がとてもユニークで、強烈な個性を感じました。主人公の軽妙な語りとメタ的な視点が、シリアスになりがちな設定を軽快に読ませてくれます。安全地帯や供与スキルの使い方など、ゲーム的発想の応用が楽しく、読者の想像力を刺激します。邪竜や邪神といった王道要素も、独自の解釈で新鮮に描かれている点が魅力です。今後どのように“裏ワザ”で世界そのものを攻略していくのか、続きを期待したくなる作品でした。
一見すると王道の俺TUEEE系ですが、本作の魅力はそこではなく、“システムの穴を突く発想”で世界を攻略していく独自性にあります。主人公の供与スキルを軸に、戦闘・人間関係・さらには宗教や世界の仕組みそのものまで、常識外れのアプローチで突破していく展開は唯一無二。発想の意外性とテンポの良さが噛み合い、「次はどんな裏ワザが来るのか」と読み進める手が止まりません。軽快なギャグの裏で、世界の構造に切り込んでいくスケール感も見どころ。単なる無双に飽きた人ほど刺さる、知的な爽快感のある作品です。