タニス・リーに挫折した学生時分以来、ファンタジー系はどちらかというと苦手だったはずなのに、吸い込まれるように読了しました。洗練された言葉に紡がれた脳裏に広がる情景の美しさ、それぞれの登場人物の孤独感を土台にした感情が、清らかな水のように流れ込んできました。後半の驚きも合わせて、物語を堪能させていただきました。素敵な作品をありがとうございました。