主人公の池崎桜乃は、ある日突然、父親から「お前の婚約者がアメリカから帰ってくる」と告げられます。家同士の利益を目的とした政略結婚……かと思いきや、父の口から出た相手は、なんと9歳まで仲良くしていたという「女の子」でした!
本作の最大の魅力は、突然の同性との婚約に困惑する桜乃と、彼女に対して並々ならぬ執着と愛情を抱いて帰国した婚約者との、絶妙な温度差と関係性です!
幼い頃のパーティーで桜乃が見せた無邪気な笑顔や、自分から手を繋いできたという思い出をずっと胸に秘め、「貴方が悪いんですよ」と静かに、しかし重すぎる愛を向けてくるヒロインの姿にドキドキさせられます。
政略結婚というお堅いスタートから、実は相手からの激しい矢印が向いていたというギャップがたまらない本作。
同性同士の許嫁という設定や、愛が重めの「執着攻め」百合を楽しみたい方に、ぜひおすすめしたい作品です!