かつて儚げだった幼馴染が、病を克服してクラスの人気者として現れる王道展開……かと思いきや、彼女が抱える「強すぎる執着心」が本作の最大の魅力です。冒頭のスマホを要求するシーンなど、随所に散りばめられた不穏な空気が読者の心を掴んで離しません。光属性に見える彼女の、主人公に対する重すぎる愛と、それに巻き込まれていく主人公の心理描写から目が離せない注目作です。
余命宣告から生き延びたヒロインがとんでもねぇヤンデレになっているおはなし彼女からの盗聴や監視にも気づかない鈍感な主人公がヤンデレ発言にも無自覚カウンターを決めてくのが読んでいて面白いそして主人公も恋愛とも親愛とも違う"特別"な激重感情を彼女に抱えている...そんな二人の世界をぜひ読んで欲しい!
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(86文字)
不治の病と言われていた死の淵で励まされていたらまあこうなるんかなという点とそうはならんやろの塩梅がとても絶妙で読み応えがあります。主人公の鈍感力のせいでヤンデレというより少々過剰な一途な幼馴染ぐらいの認識に歪まされていてすごい。段々と主人公の鈍感力の凄さと狂気じみた努力と実力、フラグ建築力が明らかになっていくのも面白いです。最終的には逃げ場のない状況を構築して直球でとどめを刺すんだろうけどそこにどう持っていくのか非常に楽しみです。
全体的に主人公の自己評価 そして 幼少期のトラウマをうまく捉えている作品だと思います。特に一見 メインヒロインがヤンデレ気質であるものの、主人公も大概だなあと思うような描写が面白おかしく表現されていて読み応えがいい。
なんと言えばいいか…彼女ヤンデレなんですが、彼が「ん?」となりながらも平気でかぶせてくるんで、彼女も「えっ…」ってなってるんですよ…なんと言うか、恐ろしくも美しい吸血鬼に、安眠を与える棺桶のような彼なんですよねぇ…あんま見たこと無いパターンなんで、ぜひお読み下さい。