怪盗キャットからの挑戦状が届いたのは、海洋惑星スパイクの深海研究所。
名探偵ホームズの助手である白猫テクオは、研究所の副所長ラッチとともに、厳重な金庫に保管された新薬を守ることになります。
研究所にいるのは、たった二人。
しかも金庫を開けるには、二人分の脳波認証が必要で、認証中は二人とも眠ってしまう。
これなら、怪盗は侵入できない。
盗み出すことなど、絶対にできない。
――はずだったのに、新薬は消えていた。
二人のどちらかが怪盗なのか。
それとも、見えていない誰かがいるのか。
モンダイ編、タンテイ編、カイトウ編と進むたび、信じていた前提が揺らぎ、誰が何を知り、誰を欺いているのかが次々と姿を変えていきます。
研究所のずれた時計、水浸しになった部屋、掃除を続けるメイドロボ、脳波を扱う装置。
最初は奇妙なSF世界を彩る小道具に見えたものが、やがて一つずつ謎解きの鍵へ変わっていく。その瞬間の気持ちよさに、何度も「そういうことだったのか!」と唸らされました。
猫たちの軽妙な掛け合いに笑いながら、気づけば読者自身も深海の密室へ閉じ込められ、語られる言葉の真偽を必死に見極めている。
そして真相の先で待っているのは、単なる怪盗当てではありません。
誰かと手を組むことと、その人のすべてを肯定することは違う。
どれほど複雑な状況でも、自分が越えてはならない一線を選び取る。
テクオの抱える痛みと、その痛みから生まれた譲れない信念に触れたとき、この物語がますます好きになりました。
可愛い猫ミステリの姿で読者を招き、SFならではの不可能状況と、何重にも仕掛けられた反転で鮮やかに翻弄する物語。
あなたは、この海底研究所で誰を信じますか?
怪盗キャットはピリピリした警備の中、華麗に盗み出します
「ええっ、二十人も警備してるのに!?」ってあたしも一緒にびっくりしましたw
怪盗キャットの次のねらいはーー
主人公のテクオくんが、名探偵のホームズさんの助手として駆けつけて、副所長のラッチさんと一緒に事件に挑むんだけど...この二人がもう可愛くて軽やかで、読んでてニコニコしちゃいますw
猫ミステリシリーズらしいふわっとした可愛さと本格的な謎解きが、絶妙に混ざってます✨️
お話は「モンダイ編」「タンテイ編」「カイトウ編」と分かれていて、短いのにテンポが良くてサクサク読めちゃいます。一話が本当に短めだから、「もう一話だけ」ってつい次に進んでしまう危険な中毒性アリ笑
トリックはしっかり論理的で、あっ、そういうこと!?ってなる瞬間がとっても気持ちいいですw
予想外のひねりが効いていて読んだあと、ええーっ!?って声出ましたw
くすっと笑えて、でも少しびっくりする余韻が最高です👍⸒⸒
重いミステリじゃなく、気軽にわくわくしながら頭の体操ができる感じが好き!
猫好きさんも、ちょっとした謎解きが好きな方も、ぜひ読んでみてほしい!
海底の閉ざされた研究所で繰り広げられる、猫たちのかくれんぼみたいな怪盗劇...ワクワクしました✨️
楽しかったです😂
オススメだにゃ!!