献身
無償の愛
どうしてそこまで、イオリアはアベリーに尽くすのか
尽くせるのか
それはきっと、いちど失ってしまったから
彼がどれほど自分にとってかけがえのない存在であったのかがわかったのです
主人公イオリアは、「悪」として消滅してしまった幼なじみのアベリーのために
禁呪をつかって過去にもどります
そして、どうにか、アベリーの破滅をふせごうとあがくのですが……
うまくいきません(~_~;)
なぜなら、当のアベリー
前回「悪」として消滅しただけあって
性格がかなり――ええと、個性的! だからです
作者様ご本人が「地獄BL」と呼びつづけた本作
いわゆるタイムリープものの枠におさまらない
これでもかの地獄展開が続く、続く!
これは、今回の人生も、失敗するのでは……と、何回絶望を感じたかしれません
しかし
どうぞ最後までご覧ください
一途な思いが、小さな奇跡を起こします
最後まで読んでよかったと思える作品です
おすすめします
主人公は神託で「勇者」と告げられた少年、イオリア。幼馴染で「勇者」になりたい少年、アベリー。ふたりはパーティを組みいつしか仲間も増えた。しかしアベリーは事あるごとに問題を起こし、横暴な態度で周囲を困らせる始末。結果、パーティーを追放された彼は道を違えることに。
勇者に憧れ勇者を夢見ていたはずの幼馴染は、いつしか誰もが認める「悪」となり消滅した。
この物語は、そんな"友"を取り戻すための物語。
前作である【聖なる石は悪を滅ぼす~裏切られましたが新しい仲間に出会えました〜】の、続編。
あの、どうしようもない主人公アベリーを救うため、イオリアが苦労しまくる今作。
良かれと思ったことが裏目に出たり、うまくいきそうでいかないもどかしさ。なによりもアベリーを救うために奮闘するイオリアの一途さに、もう救うのやめなよ……じゃなくて、頑張れ! と応援したくなるような展開が多々。
もちろんアベリー自身の変化もみどころです。
BL作品としてはライトだけど激重が好きにはたまらない作品。
ファンタジーとしても楽しめるので、色んな層にささると思います。気になる方は前作から読むとより今作の魅力が増すので、まずは前日譚として前作から読むのがオススメです!!
本作は「聖なる石は悪を滅ぼす~裏切られましたが新しい仲間に出会えました~」のラストからの続編になります。
(前作は比較的短めのお話なので、両方読むのがおすすめです)
勇者であるイオリアは、大切な幼馴染みを救うために禁忌の手段を行使して、過去へと戻りやり直そうとする。
他でもない、ずっと想い続けている幼馴染みのアベリーのために。
でも、アベリーはちょっと困った性格の持ち主で、
一筋縄ではどうにもいかなそうで……?
多くは語れませんが、苦難に苦難を重ね、それでも大好きな人のために行動し続ける姿は、これこそ愛なのだなと思わずにはいられません。
見返りがなくても、報われなくても、ひたむきに想い続ける彼らの純粋な感情に心を打たれました。
ぜひ最後まで読んで欲しいです!