ひよりちゃんへの応援コメント
ここで視点が変わって、これはサイコロ視点なのかな?
前話までの語り手「僕」がひよりちゃんだったということですよね。
美雨もポットも致死性ではない。序盤に出てきたアマニタパンセリナが象徴するように、直接的な死因はもしかするとドラッグなのかな。
マスタードが届いたのがアマニタシトリナでの命題の解決を示しているとしたら、それは月丹が死んだということなのか、それともひよりちゃんの死によって解決したのか。
上手にくるくるさせるのはサイコロがこの物語の語り手として上手に語らないとということでしょうか。
仮に月丹も死んでいるとしたら、アマニタブルンネイトキシカリアに行った三人は全員死んだことになる。地獄に道連れ。
オナニーするといって離脱した美雨以外はみんなドラッグで死んだ、とか。
彼女たちはみんな困難な状況や激しい競争の中で必死に生き延びようとしてて、その生きあがき方を失敗して死んでしまったのかなと思いました。
燃えるチョコレートソースへの応援コメント
チョコレートソースは届いた。レル美が死んだからアマニタスミシアナの命題は解決済みということかな。
サイコロが意思を持って喋りだして、「僕らのことを全部知っている」というのは、もしかするとこの物語を俯瞰視点で見ている存在ということなのかなと思いました。平面の16方位を上から見つめる17個目の視点を持っていて、でも外側にいるんじゃなくて物語の中のキャラクターと会話をしているから17面ダイス、とか。
緑色の発光するガラスはウランガラス? これも遅効性の毒みたいなもので、後からじわじわくるレル美の死の悲しみなのかな。
アマニタスブユンクイレアは完全に致死性の毒キノコ。
主人公の死に場所っていうことなのかなと思いました。
地獄に道連れ。への応援コメント
頭蓋が電気ポットによって破壊されているシーンにちょっと戻って、でもまた思考の中へ。マスタードが来ないのは、さっきのお店の中での月丹の命題が解決しないことを示しているのかな。
地獄に道連れはクイーンの曲でしょうか。一人、また一人と倒れていく内容。カジュアルに解釈すれば「ぶっ潰れるまで飲もう」みたいな感じの印象。
美雨がオナニーするから帰るというのは道連れから逃れるためなのかな。「お利口ちゃんだなあ」というのは地獄に道連れから逃れる理性的な判断に対する言及にも思えました。
アマニタブルンネイトキシカリアは致命的な毒キノコ。
ここでサイコロ自身に意思があるような表現がちょっと印象的で、ともかくみんなでサイコロを振った後に店から出て、レル美が死んだのはサイコロに選ばれたのかなという感じはしました。
月丹への応援コメント
辻月丹の名前が気になり調べると、死ぬまで真理を追い求めた剣客の名前で、生涯セックスはしなかったらしいですね。
美雨が「眼鏡でかわいい」「良い匂い」「靴下もかわいい」「裸を見た」のに対して、月丹は「靴下も裸も見たことがない」。
猫と写真の話は月丹が写真という概念に対して小難しく真理を追い求めている部分になるのかな。
自由に生きている猫に対して「かわいい」とか「好き」とかっていう目的のために写真という枠に閉じ込めるのがよくない事な気がすると。
これは主人公が美雨や月丹に対して「眼鏡でかわいい」とか「良いにおい」とかっていうラベルを貼って自分の目的のための存在にしようとしていることに対する言及みたいにも思えました。
アマニタシトリナのシーンは平和で、後から見直すと「毒キノコに似てるけどほぼ無害」という意味合いかなと思いました。
美雨への応援コメント
全体の感想を一気に書こうとすると長くなりすぎるので、分散させて書かせていただきます。すべてに返信を頂かなくて大丈夫です!
アマニタパンセリナはテングタケそのもののことなのか、中島らもさんの本のことなのか微妙なところですが、ともかく幻覚やドラッグ絡みのニュアンスがあって、語り手の状態が、もしかするとシラフではなさそうだなという印象はここで受けます。
「口の中見たい」は単なるフェティッシュな意味合いなのかちょっと含みがあるのか、マスタードには何か象徴性があるのか、そのあたりはちょっとわかりませんでした。
アマニタシトリナは致命的なタマゴテングタケに似てるけど実際にはほぼ無害な毒キノコ。なにか意図がありそうだと思いました。
美雨と日和ちゃんへの応援コメント
櫻井敦司はライブ中に脳幹出血で倒れて亡くなりましたね。ひよりちゃんが頭をポットで割られたと錯覚しながら死んでいったのは、脳幹出血によるものだったのかな。
例えば、美雨と日和がキメセクするときに日和が「口の中を見たい見せて」といって迫ったのを美雨が嫌がって電気ポットでゴンとやって、それをきっかけに脳幹出血で死んでしまったとか。
日和と美雨の名前の対比は、日和は笑いながら死んでいって、美雨は泣いているとか。
最後のあーんは、こうしておけばよかったという美雨の後悔なのかな。
サイコロは彼女たちを悲劇的にではなくロマンチックにかわいく語りたくて、上手にくるくる大切にしたのかな。っていう感じに受け取りました。
長々と勝手な解釈を語ってしまってすみません。
完全に間違っているかもしれませんが、私はそう受け取って、ヒナさんがよく言及する「かわいい」とか「愛おしい」という言葉に潜むやさしさみたいなものに触れたような気がして、じわじわと、じーんと来ているところです。
何度もじっくりと読み直したくなる作品でした。
作者からの返信
K.Kさんのコメント、考察を読んで、自分の物語が自分の手をわあーって飛んでって、
こんなにも美しく深く見てくれていることに鳥肌が立ちました。ミラクルをありがとうです♡
僕=ひよりちゃんでした。
サイコロは『真理」です。
上手にくるくるさえできたなら。涙。
言葉が全て暗号というわけではなくて、
感情や質感や思い出、かわいらしい名前のくせに人を死に至らしめる潜在能力のあるポットなど、気持ちも並べています。
アマニタ〜は中島らもさんからもらいました。
決してドラマチックでも格好良くもない、だけども甘そうなドラッグのアレと、いかなる因果かどーにも、なんだかなあ?的な奥底で、不器用に生きあがいて、生きあがいてる事にもあまり気づいてない『アホ』な女の子たちを、『かわいい』と『愛おしい』とで包み込みたかった。
僕はあの子たちを救いたかった。
最後に美雨とひよりちゃんが交わした
『あーん」。
あの瞬間だけを書けたことが、この物語の最大の、せめてもの救いでした。
K.Kさんに、改めて最大の感謝を。
涙です。