気づけばそこは、現実ではないもう一つの“ゲーム”。
42歳、社会に取り残された男が転生した先は、異世界のゲームバー。
勇者ヨシ君『異世界ゲームバー転生おじさん(42)、世界のバグになる。』
レベルもスキルも持たない男が手にしたのは、ただ一つ——
“現実を生き抜いた知識”という名の異質な武器。
だが、この世界には“見えないルール”がある。
そして彼は、その理から外れた存在——バグ。
プレイヤーか、NPCか。
支配するのはシステムか、それとも人間か。
ゆがみ始める世界で、おじさんは静かにグラスを磨く。
その一手が、やがて世界を書き換えるとも知らずに。
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