異様な三人組が、絶世の美女と“夢みたいなデート”をする話です。
けれどこれは、ただのギャグでもラブコメでも終わらない、笑いの奥に切なさを隠した物語でした。
最初、「なんだこの世界観!?」と笑いながら読んでいました。
三人の気持ち悪さが振り切れていて、なのに妙なテンポの良さがあって、どんどん読み進めてしまいます。
この作品のすごいところは、その強烈な出オチで終わらないところだと思います。
あと、設定がとにかくうまいです。
前半では笑わせられ、後半ではさっき笑っていた同じ要素に胸を刺される。この運び方が本当に上手いと思います。
ただ面白いだけでは終わらない一作として、おすすめします。