読んでいてぐいぐい引き込まれる。 主人公の護流が家族にも恋人にも裏切られるという重なる絶望の描写が鮮烈で、それでも「見返してやりたい」という感情が自然に湧き上がる流れが巧みだ。 漸波というキャラクターも、古風な口調とのじゃロリの愛らしさの中に圧倒的な強さと深みがあって、魅力的な守護霊像が立ち上がっている。