日夜様々な電話対応を強いられるブラック企業なコールセンターで懸命に働いていた主人公。
しかし、彼は『代わりならいくらでもいる』と断言する傲慢な上司から、クビを宣告されてしまいます。
ですが、捨てる『邪神』がいれば、拾う神様もあり。彼の交渉術に目を付けていた国内トップの競合他社が、彼を破格の年収でスカウトするのです。
新たな環境での彼の武器は、最高の環境、最良の仲間、そして持ち前の最強の力。
厄介なクレーマーだろうと、大企業だろうと、そして自分を捨てた傲慢な企業だろうと、彼に敵は無し。
相手の心を掴む様々な交渉術、そして説得力ある展開で、次々に迫り来る困難を自分の糧にしてしまう姿は、まさに『魔術師』のようです。
そして、同時進行で進められる、彼を捨てたブラック企業の辿る道も自業自得で実に痛快。
『コールセンター』という、縁の下の重要な仕事を舞台に繰り広げられる、文字通りの「無双」。
現代を舞台にスカッとする物語を読みたい皆様を始め、是非お勧めしたい物語です。