装備とスキルが命運を分ける現代ダンジョンで、主人公のサトはあえて持ち込み不可とレベル一固定の縛りを自らに課して挑む。
国内有数のギルド白銀の翼の副団長である
氷室凛が未識別の魔物に追い詰められる中、
彼はただの石ころと混乱草を使い、一歩動けば
敵も動くターン制の法則で怪物を削り倒していく。
初期設定での蹂躙を避け、未識別アイテムを
口にするリスクや、歩数の計算を強いる現実の
制約がスリルを際立たせた。
派手な爽快感よりも、ギリギリの一手を見極めるヒリヒリ感があり、構築された世界観は盤石だ。
与えられた最強装備ではなく、泥臭い知恵と
経験での打開。
本物の熱を求める読者なら、ページをめくる手が止まらなくなるはずだ。