『狂い咲きサンダーロード』を語るのに“戦略的態度”は不要かもへの応援コメント
コメント失礼します。
『狂い咲きサンダーロード』は、私も初めて観たときに強いインパクトを受けた作品でした。泉谷しげる氏や小林稔侍氏が出演されているなど、キャストの面でも印象に残っています。
内容や作りには学生映画らしい粗削りな部分も見受けられますが、それ以上に若さや勢い、独特のセンスが強く伝わってくる作品だと思います。
本作の魅力の一つは、やはりサウンドトラックにあるのではないでしょうか。「電光石火に銀の靴」をはじめとする印象的な楽曲群は、作品全体の象徴的な要素になっていると感じました。こうした音楽性は、その後の『爆裂都市』にも見事に受け継がれていますよね。セルナンバー8は特に印象に残っています。
また狂い咲きとは直接関係ありませんが、室井滋氏が石井作品にたびたび出演されている点も興味深く感じました(『シャッフル』など)。『水の中の八月』も、実写でありながらアニメ的な発想を感じさせる脚本が印象的でした。
もし認識が違っていたら恐縮なのですが、「ジャンク」とは『ジャンク・死と惨劇』のことでしょうか。確か5巻くらいまでが刊行されていて、DVDセットを持っていた記憶があります。特撮表現も多く取り入れられており、荒削りな部分も含めて見どころの多い作品だったと思います。
邦画のインディーズ作品には、良い意味で突き抜けた個性を持つものが多く、非常に見応えがあります。おすすめとしては『ギニーピッグ』や『オールナイトロング』などが思い浮かびます。いずれも海外で再版されていることがあり、オークションなどで見かけることもありますね。特に『オールナイトロング3』に北川悠仁氏が出演されている点は印象的でした。
長文失礼いたしました。読み流していただくだけでも大丈夫です。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
『狂い咲きサンダーロード』は、自分は全然リアルタイム勢ではなくて、後追いでレンタルして観たのですが、初石井聰亙作品でガッツリやられましたね。『爆裂都市』には敬愛する町田康先生(町蔵)も出演されておられて、上手く言語化できませんが本当にパンキッシュさが通底していました。あと『高校大パニック』とか『博多愚連隊』とか……。御コメントをいただいて、いま改めて狂い咲きサンダーロードの音源を漁ったりしているのですけど、ギターラインが凄くかっこよくて。『水の中の八月』は記憶がおぼろげですが、『シャニダールの花』は監督作とはちょっといい意味で浮いた文学性を感じました。
『ジャンク』は『ジャンク・死と惨劇』のことです。前によくレンタルショップでレンタル落ちのソフトが並んでいて(買わなかったことを後悔中)。ジャンクからギニーピッグ(マンホールの中の人魚が初見)辺りは鬼畜ブームの頃の書籍によく載っていた記憶があります。個人的な嗜好ですがブットゲライト監督の『死の王』とは違う耽美を欠いたスナッフビデオ寄りの特殊メイクの技巧が興味深かったですね。それが後に西村喜廣特撮を観てしまう動悸になってしまったり。
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『狂い咲きサンダーロード』を語るのに“戦略的態度”は不要かもへの応援コメント
こんばんは。「狂い咲きサンダーロード」は未鑑賞ですが、タイトルは知ってます。石井聰互監督作品はタイトルがインパクトありますよね。「逆噴射家族」とか・・・、この映画も観てません💦
作者からの返信
石井聰亙監督の『爆裂都市』には大好きな作家の町田康先生(若い時)も出演されてらして、ひたすらパンクだったんですよね。そんな雰囲気がとても好きでして。比較的最近だと『パンク侍、斬られて候』とか『箱男』とか……両方原作付きで、両方好きな小説だったりします。
逆噴射家族は『ローズ家の戦争』として脚本を盗用されたとか、そうした事件もあったと聞きました。
自分もまだ観ていない映画がたくさんありますね……円盤が高騰していたりと。
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映画の話題となるとまず口に出したくなる『ヴィデオドローム』への応援コメント
佐和さんの映画エッセイ、待ってました!!!!
クローネンバーグ監督は私も大好きです。初めて観たのは小学生の頃、テレビで放映された『ザ・フライ』でした。主人公の体が変容していく姿には、子供心に凄まじい衝撃を受けました。
『ヒストリー・オブ・バイオレンス』や『イースタン・プロミス』もお気に入りです。主演のヴィゴ・モーテンセンは、まさにクローネンバーグ監督の「ミューズ」ですよね。それだけに、『イースタン・プロミス』の続編企画が頓挫してしまったことは残念でなりませんが、これからも彼らのタッグを期待してしまいます。
作者からの返信
ヴィゴ・モーテンセンは渋いですよね。ウィレム・デフォーやクリストファー・ウォーケンも好きな俳優なのですが、こう言うと好みのタイプがバレてしまうと言いますか……。
デッド・ゾーンで最後泣きましたし、コズモポリスは原作含めて好きですし、裸のランチはわけわかんなくて面白い(語彙)しでクローネンバーグ御大にはいつまでも映画を撮り続けてもらいたいものです。ボディ・ホラーの名手でもありますがクラッシュなどに見る狂った性癖も好きなんですよね。
でもザ・フライは永遠の名作として心の中の額縁に飾っています。
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映画の話題となるとまず口に出したくなる『ヴィデオドローム』への応援コメント
コメント失礼します。
初手、クローネンバーグで「オッヒョホイ」となりましたが、映画とは何ぞやというものであれば、理解不能なものを観て「なんかすげえものだったな」というガツンとした衝撃から始めると面白いですよね。
『シーバース』も『スキャナーズ』も良いですけど、今作は特に支離滅裂なんですよねえ。理屈で斬るんじゃなくて不条理が無言で殴って来る。
これから先のエッセイの題材が楽しみです!
作者からの返信
映画のお話~となると、まずヴィデオドロームの名前が出てくるんですよね。クローネンバーグ作品初鑑賞はザ・フライだった記憶があるんですけど、やっぱり小児病的映画気質があって(誰もが経験するやつ)「難解映画すげえ!」と興奮していた自分がおりまして……。
ヒストリー・オブ・バイオレンスみたいな作風も面白かったですが、やっぱりボディホラーの巨匠として御大には君臨していただきたく。
あとスキャナーズは頭部が破裂する寸前の微妙な痙攣が好きです。
ご感想ありがとうございます!
編集済
『エレファント』は虚無的ではないへの応援コメント
素晴らしい映画レビューありがとうございます。
銃撃事件を扱った映画は多いですが、私の心に深く残っているのは『対峙』です。かつて観た『エレファント』が、どこか突き放したような視点で事象を「外側から眺める」映画だったのに対し、『対峙』には濃密な対話を通じて、観る者を当事者の「内側に引きずり込む」ような力がありました。同じ事件をテーマにしながら、アプローチ一つでこれほどまでに異なる映画になるのは、本当に興味深いことだと感じます。