昨今、日常の中にあるものほど、生活の一部として忘れてしまう方が多いのではないでしょうか。
本作は、作者様の日常のエピソードを通して、そんな『忘れ物』の素晴らしさに気づかせてくれます。
「あったなー」
「わかるかも……」
「初めて知った!」
読み進める中で、きっとこのどれかを口ずさんでしまうはずです。
時には自分の知らない世界を知り、時には何気ない日常を振り返ることができる。
そして、彩りのある描写に触れていくうちに、ハッとするのです。
自身の何気ないあの時も、忙しい今も、ちゃんと輝いていたんだな、と。
そんなことを教えてくれる温かい作品です。