異世界転生への応援コメント
こ、この男、狂っている。。
この手記は、精神病院の入院患者のものだと思いますが、異様な迫力に満ちていましたね。理性が減退して、狂気に変わっていく様子がリアルに伝わってきました。
法治や社会からの解放が転生であるという理屈も、身勝手ながら狂気めいたものがあって、怖かったです。
じとーっとした怖さのある良作だと思います。
お星さまをパラパラしておきますね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
狂気へ傾いていく過程の「理屈っぽさ」を軸に書いていたので、理性が崩れていく流れをリアルに感じていただけたのは嬉しいです。
いわゆる「信用できない語り手」にとっては一貫して筋が通っているつもり、という点が怖さにつながればと思っていました。
実は、ジム・トンプスンの『内なる殺人者』のような、内面の独白だけで読者を引っ張る作品が書けないか、という意識もありました。
その方向性を少しでも感じ取っていただけたならありがたいです。
「じとーっとした怖さ」という表現も、とても的確で印象に残りました。
この度は丁寧なご講評、ありがとうございました!
異世界転生への応援コメント
企画から来た者です。
これが2000文字足らずの作品なのですか?
読後に、感情の淀みや交錯が起きました。
読みやすいわりに、一行ごと胸にざらざらとしたした違和感を落としていきました。
そして世界観をひっくり返すような最後の一行。
一瞬、時間が止まり、深い思考に沈まされることになりました。
倫理観はともかくとして、最後まで手が止まりませんでした。
作者からの返信
ご感想ありがとうございます。
短い作品ですが、そこまで強く感情が動いたとのこと、大変ありがたく感じています。
違和感を少しずつ積み重ね、最後の一行で見え方が反転するような構造は意識していた部分です。時間が止まるような感覚があったと言っていただけて、とても嬉しいです。
また、あくまで一つのイメージですが、アメリカン・サイコのように、外面は社会に適応しながら内面が崩れていく人物像を、日本的な生活感の中で描けないか、という発想も背景にありました。
倫理的にはかなり危うい内容ですが、それでも最後まで手が止まらなかったというお言葉は、大きな励みになります。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!
異世界転生への応援コメント
なん、な、なんか、すごいもんを読んだぞ!
とは言いつつ、狂気の果てと片付けるには真理をついているんですよね。
今作で私自身が感じたのは〝救済〟であり、それでいて〝傲慢〟でもあるんですね。
生きる苦しみを味わう事がないように救ってあげましょう。
しかしながら、一直線にしか走らないトロッコを止めずに〝犠牲者〟を生む事はやはり、狂気と呼ぶべきものですねえ……。
今作はちょけつつ(関西弁で「ふざけつつ」です)実に巧い……いやあ、巧い。
作者からの返信
ご感想ありがとうございます!
「救済であり、同時に傲慢」という読みは、まさに意識していた部分でした。
作中の語り手は、自分の行為を「合理的で建設的なもの」として再解釈していきますが、その過程そのものがすでに歪んでいます。そのズレをどこまで読者に感じてもらえるか、という構造を狙っています。
いわば、理性的に考えた結果がそのまま破綻に直結してしまう状態で、本人はそれを「救済」と信じて疑わない。この点が、外から見ると「傲慢」に映るのだと思います。
最終的に彼は、その矛盾を「転生」という言葉で一括して処理してしまうわけですが、その雑な統合こそが、この人物の限界なのかもしれません。
この読みをいただけて、とてもありがたいです。
異世界転生への応援コメント
いやぁ、確かに狂ってるから!
作者からの返信
主人公自身は「自分は正常だ」と思い込んでいるのですが、
そこに違和感を持ってもらい、「この語り手は信用できないのでは?」と感じてもらう構造を意図していました。
自分ではまともだと思っている人物のほうが、かえって不気味になるのではないか、という発想です。
そう感じ取っていただけたなら、とても嬉しいです。
ご感想ありがとうございました!