読み終えた直後、動悸がおかしい⋯⋯。あまりにも書き味が、見事で。序盤は苛烈。だが、執念に駆られた主人公ディアナが夫の殿下と過ごす日々の中で、少しずつ穏やかな心を手に入れる紅茶の時間―――静謐で温かくて、だからか、胸に残る。