物語の中ではヘンリー2世パパが欠地王ジョン三男に対し、冷遇してるように思えます。確かに、ヘンリーパパは欠地王というあだ名を付けた張本人です。しかしその意味は、「可愛い末っ子にあげる土地がもう残ってないや、ハハハ」という哀れみを含めたあだ名です。
土地がないことを不憫に思ったパパは、兄たちの領地を削ってでもジョンに土地を与えようとしました。これが兄たちの反乱の大きな引き金になるほどです。
暗君エピソードはいくらでもでてきますが、日本人に全く馴染みのない中世イギリスを書こうとした作者に敬意を込めて、評価をつけさせていただきます。