世間はゴールデンウィーク、大型連休の真っただ中。そんな折、久しぶりに四谷軒氏が三題噺に挑戦されると聞き、さっそく拝読……の前に、今回のお題を事前にチェック。今回は「鳥」「山」「連休」とのこと。……「連休」?
歴史物を得意とされる四谷氏、「鳥」や「山」は問題なかろうと思いましたが、まさか「連休」に挑まれるとは。
となると舞台は近代? と勝手に想像し、作品概要を確認したところ……まさかの三国志! どこに連休の要素が!? もしかしたら黄巾賊とか南蛮とかに、そんな名前の武将がいたのかも。
などと思って拝読したところ、ごく自然に使われました、「連休」。どう使われているかは、読んでみてのお楽しみです。
もちろん作品自体も素晴らしく、諸葛亮と司馬懿という、傑出した謀才の持ち主が火花を散らした五丈原の戦いを、新しい切り口で魅せてくれます。
「死せる孔明、生ける仲達を走らす」――伯仲した才能の持ち主だからこそ成り立つ関係を描いた歴史短編、是非ご一読ください!