現実で行われる“戦い”と、小説内で繰り広げられる“戦い”。現実では美しき花のような心が無惨にも踏みつけられてゆき、そこに相応しい理由などはない。一方で、カクヨムにはそれぞれが戦うためのストーリーがあり、現実の無情な争いの場を受け入れるやさしい場所として機能しうるのかもしれない。現実やSNSにおいて日々争いの止まない今だからこそ染みるお話です。
戦争って、物語だから楽しめるんですよね。全ての戦争がなくなり、みんなが物語を楽しめる日が来ますように。
異世界転生ものなどを例に、フィクションの構造と優しさを紐解きながら現実世界との比較をし、めちゃくちゃな現実を作り出している当事者に訴えかける本作は、世界情勢を正しく捉えられている人であれば、終始頷き通しになること間違いなしの内容だ。平和を願う心が結晶化したようなエモーショナルなエッセイ。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(328文字)
戦争は、終わることなき地獄。その戦いを描くのは、僕らだけで十分。言えることは、戦争はいらないんだ
まず、よくある創作論的なエッセイではありません。私は明るい戦場を描いたことはありませんが、このように任されるのならば、私なりのライトなバトルを描くのもやぶさかではありませんね。現実と戦う、全ての人が笑えますように。作家は、アマであれペンをとって戦う必要があるのでしょう。感動しました。