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  • 編集済

     🏆チキチキMASHIROカップコメディ大賞🏆の参加作品の事例が見たくて平山さんの、この作品を読みました。

     で、読者選考制度のルールに今更気が付いたので、ここにコメントを残します。


     私が平山さんのこの作品内で最も好みだなと思ったのが、この第2話でした。

    ▶「半分正解だと思う。でも、俺はそこに『意志』があったと思う」

     私は作品内のこの台詞で、以前どこかで聞いた『エピジェネティクス的な進化』の話を思い出しました。

     『エピジェネティクス的な進化』とは?(私は文系ですし、生物学は門外漢なので、以下の文章には信頼が置けません)

     まず前提として、遺伝子の機能は常時全てが発揮されているわけではなく、休眠状態にあるものもある。
     この休眠のオンオフというのは遺伝子に付けられる『タグ』のようなものによって管理される。
     ある個体に付けられた(あるいは外された)『タグ』は、その子孫にも遺伝することがある。
     つまり、ある個体が特定の外的要因に適応しようと(それは意思とも呼べる??)した結果、その個体が外的要因に適応しうる遺伝子の機能をオンにするタグを得た場合、そのタグは子孫に受け継がれる可能性がある。
     たとえば、とある森で急激な気温上昇が起きたとしよう。そこにいるリスの一匹が、休眠していた遺伝子の、高温への耐性機能をオンにするタグを得た。そして、そのタグが子にも受け継がれた。
     これを『エピジェネティクス的な進化』と呼ぶ、らしいです。

     平山さんの作品内における意思による進化というのは、この『エピジェネティクス的な進化』が近いのかなって思いました。

     で、

     この『エピジェネティクス的な進化』であれば、一世代のみで機能の獲得(もともと有していたものなので、獲得とはちょっと違うけど)、進化が可能っちゃ可能です。努力次第で。

     ただしこの『エピジェネティクス的な進化』は、翼が生えてくる、みたいな大きな変化は苦手みたいです。


     長々と書いた以上の文章を踏まえて、はじめさんに提案があります。

     はじめさん、広背筋を鍛えまくりましょう。

     異常に肥大した広背筋で滑空する、ムササビ系男子を目指しましょう。

     大丈夫です。特定部位の筋肉を肥大化させるタグが付けば、化け物みたいな広背筋が得られるはずです。

     そしてきっと、その広背筋で滑空していればその内、「翼があったほうが空飛びやすくね?」と遺伝子が気が付いて、翼の一つや二つ、生えてきます。


     ……長々とくだらないことを言ってごめんなさい。

    作者からの返信

    gagiさん、感想を書いてくれてありがとうございます!

    あはは、広背筋を鍛えればいいのですね!はじめにそれを教えたら
    ジムに通いはじめ、プロテインを飲みだし、またマニアになって
    どのプロテインがどうの、ステロイドまでは止めておくべきか、などと
    ひかりに相談して、ゴミを見る目で見られるところまでが様式美です笑

    エピジェネティクス的な進化という論説はとても興味深いですね
    この辺りのメカニズムが解明されたら、これから生物、人間はどうなるか、
    が予測できるわけで、知りたいなあ~と思いますが、この辺に余り傾倒し過ぎると私もパソコンのモニターで天使の画像を見つめる日々が始まりそうなので気を付けますね笑

  • なんだか仲良し兄妹でにこにこしちゃいました。
    いいですねえ……(ついてきてくれるんだ!

    作者からの返信

    今秋之光さんの作品も読みましたが、同じく双子を扱っていましたね。ウチの二人は仲良くケンカしなですが…。双子はやり取りが楽しく出来るので割りと好きです、他の作品でも書いたことがありますね。

  • 本作の優れているところは、科学やオカルトに全振りした兄・はじめと、それを冷徹かつ情動的にさばく妹・ひかりの圧倒的なキャラクター造形です。

    特に、現代の国語が「ちゃがわ」レベルで壊滅的なはじめが、量子力学やシミュレーション仮説を語る際の熱量には、単なる「変人」を超えた凄まじいリアリティがあります。共通テストは「情報Ⅰ」のみを武器に、二次試験の数学と英語で一点突破して会津大学へ滑り込む……。そんな、特定分野に特化した理系秀才の「履歴書」がありありと目に浮かびました。この「入試科目の偏り」まで透けて見えるような生々しい設定が、物語にえも言われぬ説得力を与えています。

    対するひかりの存在感も絶品です。「My gemini brother, ya piece of shit!」と英語で切り捨てる語彙のキレ、そして第5話で見せた「命」への真っ直ぐな怒り。むしろはじめよりひかりのほうが、早慶文系を余裕で狙える知性を持っているように感じました。
    その知性と、ダンスで鍛えた行動力を持つ彼女が、兄の暴走を「いとおかし」と受け流す空気感は、この物語の心臓部と言えるでしょう。

    シュールな笑いの裏に、地方国立理系と都内私立文系という「進路のねじれ」まで予感させる緻密なキャラクター配置。
    それくらい二人のキャラクターが生きているように感じました!

    ただのドタバタ劇に留まらない、知的な遊び心に満ちた一級品のコメディです。二人の「その後」の迷走と活躍を、もっともっと追いかけたいと強く思わされました!

    作者からの返信

    すまげんチャンネルさん、感想を書いてくださってありがとうございます!

    双子の掛け合いというのが割と好きで、他の冒険小説でも書いたりしたのですが、兄がボケて妹が突っ込むパターン、なんか面白く感じるんですよね。逆でもいけるのかもしれませんが……

    本作のはじめもひかりも書いてみて、とても愛着の湧くキャラになりました。このパターンはその気になれば幾らでも怪奇・オカルト・不思議なネタってありますんで、書こうと思えば書けますが、ひとまず審査を待ちます。

    人間を生き生きと書くことは私の大きな目標ですので、そう言っていただけるのはとても嬉しいです! コメディなどでも、記号や役割に過ぎない登場人物は書くべきではないと思っています。なんか味気ないですものね。

    改めて、一級品と言っていただいたり、褒め言葉も含め、ありがとうございました!