一般人、特にうら若き乙女というのは、兎角実生活では触れ合う機会の少ないものに心ときめく率が高いと、私は常日頃から思っております。
優等生よりも不良を。
サラリ―マンよりも反社を。
そして天使よりも堕天使を。(個人的見解です)
心ときめくシチュエーションが突如目の前に現れたら。
付いて行く? それとも付いて行かない?
理性と本能がせめぎ合う様子が、実に軽快且つ軽妙に描かれていて、始終スクロールする手が止まらない事間違いなしっ。
されどその途中で挟まれる「ライアン」だの「恋次郎」だのに、最後皆納得しちゃうのですよ。
堕天使の話のはずだったのに、つい「サボテンの特徴はね……」とか言いたくなるのは、熱い心情から、ふと冷めた日常へと戻りつつ、決してそこが居心地の悪い世界ではないからなのでしょう。
もうこれ以上は語れません。
とにかく一度お読みください。
余談になりますが。
大きな羽については、私自身「そう言う事はあるだろうな」と以前から考えておりましたので、こうして書かれていて大変共感いたしました。
……気になるでしょう? なので、是非ご一読を。
黒い翼をもつイケメン――堕天使であります
もしも、好みドストライクの色気ムンムンなイケメンが、
自分のために、空から落ちてきたら、親方に知らせる間もなく、拾うでしょう
一人暮らしの妙齢の女性
恋人はおらず、部屋で待っているのはサボテンだけ
しかし、彼は「堕天使」
ぜったい不幸になるやつだ、コレ
主人公は、理性と感情のはざまで揺れ動きます
その葛藤が、じつにコミカルで、そして、なんともかわいらしい
はたして主人公は、ぶじに彼の誘惑をふりきって、
1週間くらい世話しなくても大丈夫そうなサボテンの待つ部屋に帰れるのでしょうか
帰る or 帰らない?
恋の正解は、どっち⁉
ぜひ、彼女の選択を、どきどきしながら、あるいは、にやにやしながら、
見届けてくださいませ
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どっかに落ちてないかなぁ…、と探すとなかなか見つけるのがムズカシイのが世のイケメン。
そのイケメンが道端に落ちてた。
持ち主は……私?
またまた~。たまたま~? たまさか~? ……。
くんくん、こいつぁ多分知った味だ。
前線勤務も二十うん余年。咲く花を眺め、歩み続け、踊り続けた乙女道。そして音楽が鳴りやむまで。
突撃勲章、名誉負傷章、人道支援従事章…、気づけば勲章だらけのこの体。
あぁ、いつか負った古傷が痛むゼ……。
最後の恋は、次の恋。
あなたは私の物だけど、わたしはあなたの物かしら…? はて? ほんまにぃ?
まだ分からない。
まだ。
月に行ける時代に、明日の天気もわからない。
まだ。
そして、わずか三言――。
切れ味と余韻の素敵な短編です。ぜひお読みください。
コメディ大得意のファラドゥンガさん最新作です。
ファラドゥンガさんらしい、楽しく爽やかなコメディタッチで物語が進行します。
特に、眼の前に降り立った、容姿完璧な堕天使の誘惑に、ヒロインの心の声がダダ漏れになっているのがとても楽しく、思わずニヤニヤしてしまいました。心情描写がとってもお上手ですね。
しかし、とある原因で堕天使との100年の恋もあっという間に冷め、ヒロインは失意の中で帰宅。家で待つ「サボテンの恋次郎」にさっきの出来事を報告しますが、そこで以外な裏設定が判明! 恋次郎、そんなことがあったのか。。
堕天使のリベンジと、恋次郎が復活する続編を望みます!
安心して読める良作。お勧めです。
『デビルマン』をご存知だろうか?
裏切り者の名を受けて、
すべてを捨てて、戦う男。
彼の背中にあるのは、
デビルウイング。
空を飛ぶ。
そして、この翼。
収納式なのだ。
メッチャ、便利。
『ウイングマン』をご存知だろうか?
夢戦士である。
以下、省略。
キアヌ・リーブス主演の
『コンスタンティン』という映画をご存知だろうか?
この映画には、天使が出てくる。
もちろん、翼がある。
翼問題。
創作する上で、たまに起こる。
収納式。
または、ノット収納式。
『Dr.スランプ』のガッちゃんは後者である。
ファラドゥンガ様。
翼問題に真っ向から、立ち向かった天才カクヨム作家。
翼問題。
あまり、関わりたくない問題だ😓🪽
ふいに堕天使が舞い降りた!
彼は囁く。なんともキザなセリフを囁く!
だが振ってやる、ツラが良くともふざけたヤツぁ振ってやるッ……!
いやあ、どんなコメディかと思ったら……。
まさかの中盤、まさかまさかの結末。
読後、私は今回も重要なことを思い出しました。
初めて作者さまの作品を読んで受けた衝撃と、その「衝撃」は毎度用意されているということです。
私は作者さまの作品を読むとき、いつも最後に「おおぉ……!」となってから、「そりゃそうかぁ、あの(初めて読んだ)作品を書いた方だもんなぁ」と妙に納得するのです。
今回も完全にそうでした。
わずか数千字で何度でもお話をひっくり返せるのがこの作者さま。
こちらの作品でも、その技量が遺憾なく発揮されています。
どうぞこの楽しみに浸ってみてくださいませ。
ぜひぜひ!
本作は堕天使にナンパされる主人公の内心の葛藤と、その結末を描く物語です。
主人公の理性と欲望。
この二つの声が彼女の脳内でコミカルな応酬を繰り広げることで物語は進行します。
読者は彼女の心の揺れに笑いを誘われながら、事の成り行きを眺めることになるでしょう。
堕天使に翻弄される最中、偶然ある衝撃的な事実を知ってしまう彼女。
さて。この事実により彼女の奇妙な出会いは、どう転ぶのでしょうか?
本作はこの短い物語の間に主人公が抱える寂しさや未練。
そして彼女の部屋の窓辺に置かれた小さな存在までも生き生きと描きます。
笑顔の後に少しだけ優しさが広がる。
そんな大人なファンタジック・ラブコメディです。
どうぞ、ご覧になり楽しいひとときをお過ごしください。
理想のシチュエーション。それはどんな誘惑よりも振り切るのが難しい。
主人公の前に現れた堕天使。彼は甘い言葉で彼女を誘惑してくる。
堕天使なんて、絶対にろくなものじゃない。甘い言葉を真に受けてふらふらとついて行ってしまったら、間違いなく地獄行きとかろくでもない末路を迎えるに決まっている。
そうして警戒する彼女。
でも、どうしても後ろ髪を引かれてしまう。更には「もう一人の自分」まで出現し、「本当にそれでいいの?」と説得してこようとする。
無理もない。現れた堕天使というのが、「理想のタイプ」をストレートに射抜いてくるタイプなのだから。
これに関しては、きっと想像するのは難くないはず。読者一人一人が「理想のタイプ」というのをまず思い浮かべてみる。
好きな漫画やアニメのキャラでもいいし、恋焦がれているアイドルとかでもいい。そういう「理想の誰か」と瓜二つの人が目の前に現れて「あなたが好きです」と突如口にしてきたら。
その時に、ちゃんと拒絶することが出来る人が一体何人いるか。
それこそが「彼女」の感じている葛藤。どれだけこの状況が魅力的で、そして危険なのかが想像できるようになります。
果たして、この凶悪過ぎるトラップの前で彼女はどんな決断をするようになるか?
堕天使とのやり取りとの末路。その上で更に見えてくる「彼女」の側の事情。ひねりの効いた世界観と、共感せずにいられないシチュエーション。
読者の心をぐいぐいと引っ張ってくれる、とても楽しい作品でした。
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