巴御前の作品と出会えて嬉しいのですがですが、ですが、ですが、……とりあえず、お読みください。
女としての自分。身の内に抱く恋心。ささやかな願い。それらを認められず、否定されて。でも彼女はその事実を悲しんではいるけれど、悲劇ぶったしめっぽさはない。むしろそれらを原動力に戦場を駆け抜けて、最後まで誇り高く生き抜いた。すさまじい。これまで読んできた小説の中に登場してきた女性の中で一番「かっこいい」です。最高でした!