第19話 弱体な共和国にあらわれる最も悪い傾向は、
弱体な共和国にあらわれる最も悪い傾向は、なにごとにつけても、優柔不断である、ということである。
そのため、この種の国家が打ち出す政策は、他国等何らかの圧力に屈したあげく、やむを得ずなされたものに過ぎなくなる。
たとえ、その中に良い政策があったとしても、その国家や為政者の思慮によるものではないし、あくまでも、他国等の圧力を受けた「対応策」に過ぎないのだ。
要するに、優柔不断な国家は、外からの圧力がない限り、良い政策を打ち出すことができないのである。
とにかく、国の弱さや政策に少しでも不安がある場合に、それを決行する気力も失わせてしまうからである。
この種の国家は、この「弱さ」が、強大な外圧により、吹き飛ばされない限り、いつまでも優柔不断を続けていくことになる。
「政略論」
500年前のマキアベリ氏の警句ではあるが、まさに現代日本に、そのまま刺さって来ると思う。
アメリカ等からの外圧がない限り、何もできない日本なのだから。
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