第1話 アウローラ王国への応援コメント
神話的な建国から引き込まれ、それぞれのキャラクターがどのように動き出すのかとても楽しみな序章でした。宇宙に浮かぶパレス!幻想的で素敵。少しずつ読ませていただきます。応援しています。
作者からの返信
ありがとうございます!
この後の物語も波瀾万丈になっていくので、お楽しみに。
第1話 アウローラ王国への応援コメント
コメント失礼します。企画の件できました。MOLDEです。このまま読み進めていってよいのでしょうか。一報をくだされば安心して感想を書けるのですが。(ここだけの話、適当に企画にぶち込んで何も反応しない輩が直近7/7ですのよw)
特に見てほしいことやその他希望ありましたら早めにおっしゃられたら、力になれるかもしれません。
あと評価方法についてはご理解いただけましたか‥‥‥?
作者からの返信
読み進めてくださると助かります。意見や感想はとても励みになりますので、ぜひ!
読んでくださり、本当にありがとうございます。
第1話 アウローラ王国への応援コメント
返信遅れましたがハートありがとうございます!引きがうまい!聖書のところも飽かずに読めました!
作者からの返信
序章は特に練りに練って執筆させていただきました。
そう言っていただけて、報われます。
ありがとうございます!
編集済
第12話 情報共有への応援コメント
「第二章 第12話 情報共有」まで拝読しました。
今回も、少し踏み込んで書きたいと思います。
少し長文になりますがお許しください。
異能を持つ英雄たちの物語でありながら、会議室での掛け合いはかなり賑やかで、メロディの土下座や「申し訳ございません切腹します」には笑ってしまいました。
序列八位として軽く見られていても、彼女は実際には推理を組み立て、カトリアの護衛を引き受け、デュースと正面から渡り合っています。
行動の面では、かなり多くのことができる子なのだと思います。
ただ、自分の感情を扱うときだけは、いつも同じやり方に戻ってしまう。
読み進めるうちに、メロディの明るさを、そのまま明るさとして受け取ってよいのか、少しずつ引っかかるようになりました。
この作品の奥で静かに支えているものについて、私なりに考えました。
◇
序章では、一度「めでたしめでたし」と置かれた直後に、「…とは、いきませんでした」とひっくり返されます。
焼き尽くされたはずの神々は、怨念として学園に残っています。
終わったはずのものが、終わっていない。
この形が、メロディの中にも、少し違うかたちで置かれているように感じました。
カトリアとアクアの恋が実った場面で、メロディは友人として喜ぼうとします。
「笑顔を、作りましょう」
「私は、英雄です。強い子なんですから」
ここで「笑う」ではなく、「笑顔を、作りましょう」なのが、かなり残りました。
頬に熱いものが伝う。空は清々しいほど青く、実際には雨など降っていない。メロディは言います。
「通り雨だろうか」
メロディは、涙としてではなく、通り雨として扱おうとします。
しかも、これは一度だけではありませんでした。
任務の最中にも、人の恋の話を聞く場面でも、彼女は笑顔を作る。胸の痛みや吐き気があり、「虚しい」という言葉まで出てくるのに、そのたびに「英雄」「強い子」という自分への呼びかけへ戻っていきます。
感情がなくなったわけではないのだと思います。
なくならないから、身体の方に出てくる。
涙になり
痛みになり
吐き気になり
最後には「虚しい」という、かなり直接的な言葉になります。
それでも、対処の仕方は変わらない。
メロディは事件の中では動き、カトリアを守ろうとし、デュースを無力化し、持ち帰った情報を組織へ渡すこともできる。
外側では次々と行動に到達しているのに、自分の感情へ向かうと、同じ場所へ戻ってしまう。
「笑顔を作る」
このずれが、とても気になりました。
英雄組織で真名が禁じられていることも、ここに重なって見えます。
英雄は番号で呼ばれる。
けれど、それは英雄本人を軽く扱うためではなく、本人を守るための制度でもある。つまり英雄自身も、少なくとも名前の扱いにおいては、ちゃんと保護される側に入っています。
ただ、その保護は、個人の名前を隠すことで成立する。
その中で、メロディはローズに真名を名乗ります。
ローズはそれを、信頼と覚悟の表れとして受け取っています。でも、メロディ自身がその名乗りをどう考えていたのかは、第12話時点ではまだ書かれていません。
ローズという特定の相手に名前を明かしたことと、番号で守られる仕組みそのものを手放したことは、同じではないと思います。
そして、名前を受け取ったローズの側には、
「私が土台となり、盾となろう」
という言葉が生まれています。
けれど、その思いがメロディ本人へ届いているわけではない。
この二人の間には、確かに差し出されたものがある。でも、まだ一方向に置かれたままのものもある。
その閉じきらなさが、印象に残りました。
そして、いちばん表題へ近いところで引っかかったのが、英雄の命についてです。
英雄法では、学園の平和を守るためなら「自らの命を犠牲にしても厭わない」ことが、最低限のルールとして置かれています。
そのすぐ隣に、前代ボスが加えた、
「任務の遂行より人の命を優先するべし」
という約束事があります。
さらに現ボスは、メロディへこう言います。
「死ぬな」
とても短いのに、重い言葉でした。
ただ、この「死ぬな」によって、自己犠牲を許す英雄法が変更されたとは、まだ読めませんでした。
「人の命」の中に英雄本人の命も含まれるのか。
前代ボスの加えた言葉は今も同じ効力を持っているのか。
現ボスの「死ぬな」は組織の命令なのか、それとも目の前の一人へ向けた言葉なのか。
規則も言葉も、すでに複数あります。
ないのではなく、並んでいる。
けれど、それらがぶつかったとき、何が優先されるのか、その関係は第12話時点の本文ではまだ定義されていません。
だから『英雄の約束事』という表題が、読んでいる途中で少しずつ重くなりました。
学園を守ること
人の命を優先すること
死なないこと
真名を隠して英雄本人を守ること
そして、少なくとも本文では、誰かに命じられた言葉としてではなく、メロディが自分へ「笑顔を作りましょう」と言い続けること
これらは全部同じ約束ではないし、一つの規則として読むことも、まだできません。
デュースを巡る一つの事件は閉じますが、その場所から反アウローラ派という、さらに大きな対立が見えてきます。
第12話も、何かを掴んで終わるのではなく、
「その残酷な一言で、一縷の望みは砕かれた」
で閉じます。
事件は動いている。
メロディも動いている。
けれど、自分の感情へ戻るときだけは、まだ同じ場所にいる。
英雄の名前は本人を守るために隠され、感情は笑顔の下へ置かれ、英雄法ではその命が任務の代価として許容されている。
そのすぐそばに、「死ぬな」という言葉もあります。
では、この「約束事」の中で、英雄本人の命は、任務とどんな関係に置かれているのか。
第12話まで読んで、その関係が、まだ一つの形に閉じないまま残っています。
◇
プロフィールに、文章力をつけたいと書かれていたので、読み手としていくつかお伝えしたいと思います。
この作品は、同じ言葉を別の場面へ置き直すことで、その言葉の重さを少しずつ変えていくところが印象に残りました。
「笑顔を作る」も「通り雨」も、一度だけなら、その場の表現として通り過ぎたかもしれません。
繰り返されることで、彼女の中で何が表に出ないまま残っているのかが、説明を足さなくても見えてくる。
「死ぬな」も、英雄法との対比があり、さらに後から前代ボスの言葉が置かれることで、短い一言以上の重さを持っていました。
台詞の置き方にも、同じような強さを感じました。
「申し訳ございません切腹します」のように、一言でその人物らしさや場面の空気が伝わる台詞がある一方で、「死ぬな」のように、短いからこそ、その前後に置かれた規則や関係をまとめて背負う台詞もあります。
長く説明する場面と、短い言葉だけを置く場面の差が、人物の輪郭や場面の重さにつながっていたように思います。
言葉を飾るというより、同じ言葉を置く場所や、台詞の長さによって、人物や物語の見え方を変えている感じです。
その書き方が、この作品では、きちんと読み手まで届いてきました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
待ってました!
各話の至る所に伏線を散りばめました。その伏線にお気づきになられていて、凄く感服しています。
面白い考察ですね。
『英雄の約束事』は続きます。これからも、伏線に注目しながら読み進めてくださると嬉しいです。