新人看護師として過酷な現場に放り込まれたサヤと、謎めいた用務員グレーテルの出会いを描く静かなヒューマンドラマ。初日から怒涛の現場描写で「医療の戦場」としての緊張感をしっかり出しつつ、その中で差し込まれるシチューの匂いや生活感が、物語に強い温度差を生んでいるのが印象的。グレーテルは不愛想ながらも観察眼が鋭く、サヤの状態を即座に見抜くことで“支える側の異物”として存在感を放つ。恋愛未満の距離感と、安心感のバランスが心地よい一話だった。