恋愛の短歌として、拝読いたしました。花街、口付け、花嫁、前半の3首に出てくるキーワードです。そして、後半に進むにつれて、文語調の文体から滲み出る哀愁が、じりじりとこころに染みてくるのでした。永遠の口付けというフレーズが、永遠のようにそこはかとなく響く、愛の哀しみを詠んだ短歌集です。