読みながら、奏真が少しずつ「仲間」ではなく「管理される側」に追いやられていく感じがかなりしんどくて、そこが逆にすごく引き込まれました。《奪還の王》の力そのものの不気味さと、王国や教会の冷たい対応がちゃんと噛み合っていて、緊張感がずっと続くのが良かったです。神崎をまだ信じたい気持ちと、もう信じきれない空気が同時にあるので、遠征前夜の不穏さがかなり強く残りました。