代償がきっちり金額で示されている、呪いのポストの噂。
家庭を壊された少女はそれを試してみる気になります。
そして彼女は、その結末を目にすることになる。
結末まで、依頼者の目にきっちり届ける行き届いた呪いです。
まあ後払いなので、依頼終了を知る必要もあるのですが手間がかかるだろうに。
呪いの対象を誘い込む知略にも、なんだか人間的な思考を感じてしまうし、呪い自体はおっかないのですが、描写されないもののきっちり段取りを組める仕掛け人の気配がそこはかとなく感じられるところが面白かったです。
呪いが発揮されている本番も、全然同情したくならない詐欺師のキャラに、本人のやってきたことによって構築された呪いを返すやり方といい、爽快だったなあ。