たいへん面白く、主人公のキャラクターと思考に気持ち悪さを感じながらも最後まで引き
込まれてしまいました。
本作は一言で言うと、何気ない甘酸っぱい青春の1シーンを粘り気のある歪みでかたどったような作品です。
その面白さはなんといっても、他にはない叙情てきな表現。心理描写の深さにあるように思います。
何気ないやりとり、勝手な思い違い、一方的偏愛。
そんな現実にありふれたなんてことない話歪んだ思考が、これでもかとリアリティと切実さという高解像度を持って、頭に流れ込んでくる。
わかるのに、わかりたくない。キモいと一蹴したいのに、拒みきれない。
そんな最高でありながらも後味の悪いこの作品は一度読んだら引き込まれること間違いなし!!です\(^o^)/