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山の子供たち ⅱ への応援コメント
最後まで読み終えて、今もっとも頭を悩ませているのは「母親の変節」をどう解釈すべきかという点です。
一話の筆致を見る限り、母親には莉愛ちゃんへの確かな愛情があるように感じられました。多忙な日々を反省し、向き合おうとする……あの独白に嘘がないからこそ、母親に寄り添って読み進めてしまいます。それだけに、後半で明かされた「痣や火傷」という虐待の痕跡、そして莉愛ちゃんがいなくなった後の「晴れ晴れとした笑顔」の対比が、あまりにも残酷でした。
これは物理的に「捨てた」という話なのか、それとも山という異界の力が、母親の深層心理にある「重荷を捨てたい」という願望を汲み取り、娘の存在そのものを最初からなかったことに書き換えてしまった悲劇なのか……。
後者だとしたら、あの山は「子供を捨てた罪悪感」すらも飲み込んで消し去ってくれる、親にとってはあまりにも都合が良く、子供にとってはどこまでも絶望的な場所だということになります。
特に、莉愛ちゃん自身が「ママが幸せそうだから、私はいなくていい」と納得し、自ら身を引くような形で山へ帰っていく結末には言葉を失いました。彼女の純粋な自己犠牲が、結果として母親から娘の記憶を完全に剥離させる「最後の一押し」になってしまったとしたら、これ以上の悲劇はありません。
最初から愛情がない冷酷な親であれば、まだ救い(あるいは断罪の納得感)があるのですが、一話で描かれた「愛情らしきもの」が余計に恐怖を煽ります。
正解を求めてはいけないと分かっていても、この「愛情と狂気の境界線」がどこにあるのか、考えずにはいられません。
人の心の闇を覗き込むような素晴らしい体験をありがとうございました!
長々と分析するようなコメント失礼しました。
作者からの返信
熱のこもったご感想をありがとうございます。ここまで丁寧に読み解いていただき、とても励みになります。
母親の描写については、あえて一話では“愛情があるように見える”形にしています。おっしゃる通り、完全に切り捨てられる関係であれば、ここまで歪んだかたちにはならないと思っています。
現実でも、虐待と愛情は必ずしも明確に分けられるものではなく、その曖昧さが子供側に呪いの強く残ってしまう。その感覚を、今回の構造の中で表現したいと考えました。
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山の子供たち iへの応援コメント
空木さん!
ご無沙汰しております。
久しぶりの新作ですね!
空木×ホラーの段階でかなり身構えるのですが
毎回どこから異変が起こり始めるかそわそわしますw
まだ大丈夫。まだ大丈夫。
『お地蔵様だ。』
出た。出たよお地蔵さん。
この辺からもう怪しいですよねw
オチがはっきりしていたので読後のモヤモヤ感はそこまでなかったですが、最大のホラーは「山の怪異」ではなく「母親の狂気」だったという結末がやばいですね(語彙力低下)
莉愛ちゃんをあっさり置いていく母親だけがひっかりましたが、この段階で母の記憶から娘の存在が消滅していたと解釈すれば、なるほどなと思いました。
いやぁ、久しぶりの空木ワールド最高でした!
追記
まさか完結していない!?
なんとw続きがあるとは期待しかないですね!
作者からの返信
てっぺいさん
ご無沙汰しております。
なかなか、まとまらずしばらく間がひらいてしまいました。
実はこの作品まだ続きます。引き続きお付き合いいただけると嬉しいです。
山の子供たち ⅲへの応援コメント
章により、一人称の視点が変わるのがいいですね。
愛憎入り混じった親の視点、愛のみの子供達の視点。
その対比が切ない物語なのだと解釈しました。
作者からの返信
宮田さん、素敵な分析、コメントありがとうございます!
この作品は切なすぎて著者も書いてて憂鬱になりました。