主人公の 黒木琉斗 は、コーヒー店で勤務しながら仕事を掛け持ちし、自分の店を持つ夢のために働き続けた結果、過労死してしまう。
死後、喫茶店の姿をした空間で神と出会い、異世界への転生を提案され、「コーヒーに関わりながら自分の店を持つスローライフ」を希望した琉斗は、その条件で転生を受け入れます。
そして与えられた「ダイク」というスキルによって、コーヒーの原種である「ブンナの実」が現れるーー。
そのような冒頭から立ち上がりますが、まさかコーヒーと異世界が掛け合わされる物語と出会えることになるとは思いませんでした。
コーヒー好きとしては、この設定に惹かれないわけがない。
魅力的なのは、琉斗は勇者や英雄には興味がなく、のんびり落ち着いた生活を望んでいるところ。
そのため物語の世界はおっとりとした空気が漂うのですが、異世界らしく商業ギルドや魔物が出てきたりと、次の展開が読めずにドキドキします。
作中のあらゆるところから作者様の深煎りな「コーヒー愛」を感じることができ、終始共感の連続でした。
神様とのフランクな掛け合いなど、クスッとなる場面も多く、とてもバランスのとれた異色の作品という印象です。
ぜひあたたかいコーヒーを片手に、スローな異世界をお楽しみください。
「異世界でコーヒー屋さん」という夢が叶うのか……?という期待で一気に引き込まれました。
特にキャラクター同士の会話が読んでて楽しいです!
家族や周りの人たちとの掛け合いが自然で軽快、読んでいて何度も笑ってしまいます。
主人公のマイペースさと、それを受け止める周りの温かさがすごく絡み合って、ほっこりしながら読んでいます。
ただの異世界転生ものとは一味違う、ゆったりとした日常の雰囲気と、どこか懐かしい喫茶店のような空気感が心地いい。
神様とのやり取りもテンポが良くて笑えるし、先がとても気になります。
スローライフ系が好きな人、ほのぼのした会話が好きな人には特におすすめです!
これからどうなるのか、楽しみながら読ませていただきます!