きかないきかないというリフレインが童話のようなのんびりとした雰囲気を感じさせる。当然、そんな平和な話ではない。短文で叩きつけるようなセンテンスが思考の断片と不安や逃避をとても上手く表現している。日常の中に見え隠れする怒りが読み手の心を揺さぶってくる。