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  • 告白バックドロップ!への応援コメント

    読ませていただきました!

    一見すると「変な女の子に懐かれた苦労性の主人公」っていう、いわゆるラノベ的な「ボーイ・ミーツ・ガール」のテンプレをなぞってるように見えるんだけど、構造が上手いですね。

    まず、「理解できないモノ」の解像度が素晴らしいです。

    ヒロインの佐伯杏奈。彼女の「やりたいことリスト」の並びに興味が湧きました。「スカイダイビング」とか「ホラー映画」の中に、さらっと「クイズ王に暴力で挑みたい」が入ってる。

    よくあるサイコパスが思いつくような何らかの計画性のあるリスト表ってわけじゃないですね。「抑圧された秀才」が、論理のタガが外れた時に真っ先に思いつく感覚と似てます。

    この解像度の高さはやはり自身での思いも入ってますかね?

    彼女にとってバックドロップは、単なるプロレス技じゃない。「言葉で伝わらない重力という真実を共有する儀式」として機能してる。

    これを「怖い」の一言で片付けず、気絶しながら「喜んで」と返す主人公の、異常な受容体質。ここがこの作品のキモとなっていて、物語に深みを見せています。

    主人公の青野くん。彼をよくある単純な「特殊能力者」にしなかったのがまたすごいなと。

    「変な奴が集まってくる」というだけの体質。これ、「究極の聞き上手」の暗喩になっていると気付いた時になるほどと。

    忍者に「火は使うな」と言い、陰謀論者に「俺たちはAIだ」と話を合わせてやる。彼は全肯定もしないし、拒絶もしない。「ツッコミを入れながら共存する」という、現代における聖人君子みたいな立ち振る舞いをしてる。

    だからこそ、完璧主義で疲弊した佐伯さんが、彼の「バックドロップされても死なない」懐の深さに落ちたのは、社会学的に見ても納得の展開ですね。

    ここで勝手ながら意見をさせていただいてもいいでしょうか?

    あんまり気にいらないなら全然無視していただいて結構です。すみません。

    一つは、 「毒」と「日常」のコントラストを強めることです。

    後半の、学校中の噂になるパート。あそこで「佐伯さんが狂人だとバレて、周囲が引く」描写があるけど、もっと残酷に書いてもいいかと。

    「完璧な美少女」が「バックドロップをかますバケモノ」に格下げされる落差。その孤独を、青野くんだけが「いつものことだろ」と中和する。

    この「二人だけの異常な楽園」の解像度を上げると、よりはっきりして、区別のつきやすい作品になると思います。

    二つ目に、「忍術」の扱いをどうするかですね!

    ラストで本物の術(?)を使っちゃってますよね?

    これが「本物の超能力」なのか、「青野の周りでは物理法則がバグる」のか、あるいは「本気すぎる思い込みが現実を歪める」のか…

    物語の根幹になる部分だと感じました。

    ここのルールをハッキリさせると、物語のジャンルが固定されて、シリーズ化した時に強くなると思います!

    今のままでも十分に完成されてますが、もし続きを書くなら、「バックドロップ」のバリエーションを増やすんじゃなくて、「バックドロップをされた後の、青野くんのボロボロの体で過ごす切ない翌朝」みたいな、リアリティのあるダメージ描写を挟むと、もっと愛着が湧くと思います!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    ご意見いただいた内容についてお答えしますと、

    1.佐伯が狂人だとバレた時の落差
    作中の範囲では、佐伯が『本性を明かせる相手を見つけてハッピー』という部分にフォーカスしましたが、もっと後の時間軸ではそういう展開もありえると思います。

    2.忍術について
    あの忍者は、漫画でよく見る『超常現象を引き起こすタイプの忍者』です。
    現実世界でも作中世界でも一般的には存在しないものとして認知されていますが、どこかに潜んでいたんでしょう。
    もしかしたら、青野は超能力者や吸血鬼なんかとも交流があるかもしれませんね。

    シリーズ化したくなった際には参考にさせていただきます!