このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(121文字)
リヒトの“人を助けたいのに、触れるだけで奪ってしまう”苦しさがずっと重くて、読んでてしんどい。でもその分、カイと出会って初めて「触れても壊れない相手」が現れるシーンがめちゃくちゃ良かったです。最後の「孤独な化物である必要はない」、かなり刺さりました。
こんいちわ文章もさることながら、内容が素晴らしい。嫉妬しちゃうです。(^▽^;)創作がんばりましょい!🎉
詳細な状況描写、緊迫感のあるセリフ、そして魅力的なキャラクター。主人公リヒトは過酷な運命を背負い、絶望の世界で生きる。しかし、そんな彼の前に現れた男カイ。彼の差し伸べる手を掴むとき、新たな物語が始まる。読み始めたら止まらない魅力があります。私のオススメです!
「触れた相手を枯らす力」を持ってしまった少年の、孤独と再起の物語。誰かを助けたいという優しい心を持っているのに、力を使うほど「死神」として疎まれてしまう主人公の葛藤が、読んでいて本当に苦しい……。だからこそ、同じ印を持つカイとの出会いは、読者にとっても救いになる。「奪う者」と「受ける者」絶望的な状況を、二人の絆でひっくり返していく展開が最高にエモい!
他人の寿命を奪うというリヒトの能力は世界から蔑まれ疎まれ、恐れられた。そんな彼を仲間に引き入れたのは、自分の寿命を削って人に命を与える能力もちのカイ。二人の力で異世界の断りをぶち壊す。リヒトは自責的、自虐的。カイは明るくリーダーシップがあるという明確なコントラストがあり、二人のバディ感は読んでいてグッとくるものがあります。バトルシーンでは命が軽く二人とも結構無茶をするのでハラハラしながら読めます。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(389文字)
日常の残酷な暗転から、慈愛の仮面を被った女神による「呪い」の付与。生還の代償が「他人の命を奪い続けなければ死ぬ」という、あまりに過酷で背徳的な設定に、一気に物語の闇へと引き込まれました。事故の凄惨なリアリズムと、それを見下ろす高次元の存在の温度差が、復讐劇あるいは生存劇としてのエッジを鋭く立てています。