編集済
入るのに勇気がいりそうな、客を選ぶ場所、そんな文化が残っているのも渋いものですね。男が先に帰るのは潔さなのか格好つけてるのか。
ビリージョエルの曲、聴いてみます。
追記
曲を聴きました!ストレートな感想は、この世の受験生の皆さんに聴いてもらいたい曲、ですね。意気込んでプライドに縛られてるよりお馬鹿のほうが幸せだったりするってその通りですし。同時に社会で病んだ人への励ましというか慰めの歌にも聞こえました。
そういえばこの二人はお互い鉢合わせるかもしれないのにこの店に通ってるんですよね。自分なら悔しいけどその店には行かなくなるかな、なんて思います。回数券を残しているあたり、やせ我慢的な存在アピールを感じる男の生態がリアルでした。
ビリー・ジョエル久しぶりに聴きましたが、この時代のピアノマンな感じ、街角の詩人ぽくて好きです。
作者からの返信
柊圭介さん
昔のステディが後方にいたとして、さあ、柊さんならどうしますか!?(笑)
わたしなら、床を匍匐前進して絶対に見つからないようにして店を出ます(笑)
ビリージョエルの曲、感想を教えて下さいね~。
未来に向かう若者を鼓舞する歌のようでいて、うまく生きれない根無し草たちに向けた曲に聴こえることがあるんですよね。
※追記ありがとうございます。
この曲、解説がない状態だと、
いきなり出てくるウィーンって一体??
となるのですが(笑)
ビリーの母親と離婚した父親が暮らしていたのがオーストリアのウィーンだったようです。
彼自身が大人になってから父親に会うためにウィーンに行っているので、
「全てはここに繋がっていたのか?」
と実感するようなことでもあったのかもしれませんね。
Piano Manは都会の、それもちょっと下町の弾き語りという感じでいいですよね。「天井桟敷の人々」なみに、わあわあやっているのが見えるような。
そして彼の曲の多くは、どれもこれも、過ぎた日々を振り返るような感じがします。
ビリー・ジョエルの曲を知らなかったので検索してまいりました。
焦ることはないさ、と若者に語り掛ける歌詞……。
クラシック音楽の流れる気だるい雰囲気の、大人になりきった大人たちが集うような場所に、柔らかな純粋な部分がぽっと現れるのが朝吹さんらしくて素敵です。
コースターの裏にそっと書いておいてほしいようなお話でした(*´ω`*)
作者からの返信
鐘古こよみさん
ウィーンは母親と別れた父親が住んでいたところだそうです。
そして訃報を知った後、エルビス・プレスリーに向けて書いた歌という説もあるそうです。
裏に隠された意味があることを掘り出すタイプの和訳と、そのまま訳す和訳とでは、印象が違ってくる曲です。
流れているのは音楽だけ、誰もがただ黙ってぼーっとしている。こんなお店があったらいいでしょうね。
ありがとうございました♡
喫茶店まわりのディテールが細かく、実在の店なんだろうかと思わせられました。『隙のない髪形や化粧』は、OL時代に夜の街で見かけた玄人さんたちを思い出します。『お喋り厳禁』の店内は、その日客と喋り疲れた彼女らにとって丁度よい休憩場所だったのでしょうか。人種を問わず受け入れている一方で、注文の仕方にはルールがあり、初心者殺し。そういう敷居の高さもまた如何にも“実際ありそう”で。
一つのベッドでビリージョエルを聴いた仲でありながら、掴みどころのない二人の関係。それでも回数券を置いて去るラストの動作に、言葉以上の情愛を感じて痺れました
粉雪なのか霧なのかわからない、薄いヴェール越しに見るような一幕でした。
作者からの返信
猫小路葵さん
名曲喫茶は、まだ手軽に各自で音楽をきく手段がない時代、レコードをかけてくれるというので流行ったようですね~。
ジャズ喫茶や名曲喫茶は、学生運動の流れの中で学生のたまり場として雨後の筍のように生まれたようです。
経営者の高齢化にともない閉店して現在はほとんど消えていますが、みんなの想い出の中に音楽が流れていた店があるのはいいでしょうね。
初回こそ戸惑うものの、ルールが分かれば次からは大手をふって通えるのも、なんとなく嬉しかったり。
モデルにしたわけではないのですが、似たようなお店でアルバイトしておりました。
珈琲一杯で静寂を買って、書斎のようにして使っている人が多かったです。
ほとんどのお店が今は禁煙か分煙ですが、昔は喫煙だらけだったんですよね~。
電車の中でも吸うことが出来たなんて信じられませんね汗
渋っっっ! この距離感いいですね。ハードボイルドな感じが最の高!
ハードボイルドの真髄は痩せ我慢と思ってますけど、さてこの二人どっちが痩せ我慢してたんだか、その我慢比べがモゾモゾするけどかっこいい。どのみち向かい合わせになれないなら、これくらいの距離を取って言葉の交わせぬ場所で空間だけ共有する。この関係性を持てるのは痩せ我慢ができる大人の男女だけですな。それをこの文字数で書いちゃうんだから、流石ですわ〜。もっと読みたい。
作者からの返信
アオノソラさん
おおっハードボイルドお好きですか?
というかハードボイルドはあまり「嫌い・苦手」という人を見たことがないジャンルかもしれない……。
愛好者の割合が少ないのと、最初から棲み分けがきれいに完了していて、他ジャンルの人が迷い込んでくることが絶無だからでしょうか。
そういうところもハードボイルドらしいですね(;´∀`)
やせ我慢。云われてみたらハドボの男主人公やヒロイン、確かにそんな感じかも。とくに男性なんか、今では絶滅危惧種なほどに何やらやたらと我慢の子ですよね(笑)
そして煙草が似合う。こんな禁煙社会になってしまっては肩身が狭いことでしょうが、やはり煙草が似合う。
春の別れを書くにあたりViennaを選んだものの、これに卒業ソングのイメージがまるでないです汗。
あちらの卒業式ってノリのいい曲で手拍子つけて、ヒャッハー!ってやってそうな。
コメントレビューもありがとうございました✨
朝吹さん
このお店実際にあったら一度行ってみたいですね。読書がはかどりそう……。
>粉雪が霧のように夜の空を埋めている。ついに向かい合わせになることのなかった彼女。
男性が回数券を手渡したのは、女性との関係を終わりにするためだったのかなと解釈しました。言葉は不要。洗練された大人のやりとりをにシビレます。
作中で言及されているビリー・ジョエル「Vienna」を初めて聞きました。印象的なピアノのイントロ。エモーショナルに歌唱される美しいメロディー。この小説のBGMとなりうるような雰囲気あふれる一曲ですね。
作者からの返信
馬村ありんさん
お世話になっております~。
企画主さんが全て読んでくれる企画なのに、連続で1万字投げ込むのはよろしくない、と反省いたしまして、今回はご負担のないように、千文字に抑えてみました。
会話禁止のクラシック喫茶。
その昔は大きな音で誰にも邪魔されることなくクラシック・レコードを聴きたい方が集っていたのでしょう。
経営者の高齢化に伴い、どんどん潰れてそうですが。
わたしがアルバイトしていたお店もすでに閉店してしまいました。
クラシック喫茶が舞台なのにビリー・ジョエルがくるっていう。
だったら、Piano Manでいいじゃないかっていう。
あれこそ舞台が夜だし(笑)
現在形であっても過去を唄っている雰囲気があるというか、哀愁がありますよね、ビリジョ。
レビューもありがとうございました✨
編集済
ビリー・ジョエルは好きですが、Viennaは知りませんでした。
米国の高校や大学では卒業式で歌われるそうですね。
>ついに向かい合わせになることのなかった彼女。
学生時代の懐かしくも切ない想いが交錯することは遂になかった。
それぞれのViennaを思います。
懐かしくも切ない、何と呼べば分からない読後感でした。
素敵な物語をありがとうございます。
追記:
ご指摘ありがとうございます。この乱文現象はwin11にしてからよく出るのですが、私がやった訳ではないのに、勝手にコピペをしてしまうのです。投稿する前に、勿論、何度も読み返し確認してからポチッとするのですが、少し時間が経って読み返すと、こんな感じになっています。win11のせいなのか、PCが壊れているのか謎です。まさに乱文失礼致しました。訂正させて頂きました。
作者からの返信
時輪めぐるさん
こんにちは!
今は知りませんが卒業式でViennaが歌われていたのは、夢みがちな若者への応援と警句込みなのでしょうか。
焦るなよ。
最後はいい感じに終わるんだから。
時が過ぎ去るのはあっという間だよ。
こんな感じで、いろんなものが含まれている歌詞ですよね。そして曲の冒頭のchildとは、巷説をとるなら、エルビス・プレスリーのことなのでしょうか。
都会の孤独を唄うビリー・ジョエルらしいナンバーだなぁと。
春の別れをテーマにした何かを書きたくてこんなのを書いてみました。
何か心に引っかかるものがあったなら嬉しいです。
ありがとうございました!
追記)
なんと! そんな不具合を抱えながらいつもご執筆されていたのですね。けっこう深刻なバグではないかと思うのですが。
ご連絡&ご修正ありがとうございました。
ええーでもそれは相当に大変ですね(;´・ω・)
Viennaの歌を知らなかったので、聴いてみました。「When will you realize Vienna waits for you? 」と歌っていますね。語尾に「?」があります。
二人は、かつて湿っぽいベッドでこの曲を聴き、「いつか行けるといいね」と語り合った。しかし数年たった今、彼女は薄暗い喫茶店の片隅で「無為に沈んで」います。
「ウィーンは待っているのか」という問いに対し、彼女は「まだ待っています(だから私はここにいます)」という態度をとり、男は「待っているかもしれないが、僕はもう行くよ」と階段を上がります。
二人が同じ「ウィーン」を夢見ていながら、一方はそこ(過去・地下・夢)に留まり、一方はそこ(現在・地上・現実)から去ります。
「ついに向かい合わせになることのなかった彼女」という結末の一文は深い余韻を残し、朝吹文学の真骨頂といえる短篇だと思います。
作者からの返信
九月ソナタさん
千文字だと、意識的に普段の作風を変えるのでない限り、書き手の持ち味がよく出るのではなかろうかと。
Viennaは、アメリカでは卒業式の時に歌われることがある謎の歌だとわたしは憶えておりました。
意味深の歌詞なのでどうとでもとれるのですが、ウィーンは現実のウィーンではないそうです。
そして日本人の方の和訳を見比べていると、
And take the phone off the hook
ここ、これが作られた時代を考えたら「電話」とするべきところを、「スマートフォン」と書いてる方がいて、和訳にも時代性が~とびっくりしておりました。故意にそう訳したならいいんですが、あまり考えずに書いたのなら問題アリかなぁ。
新作、またまた素敵なものをお書きになられてますね!
ソナタさんの恋愛小説はわたしが苦手な要素がないので大好きです。
編集済
への応援コメント
追記
空前絶後のメロンソーダ案件ですよねw
わたしも、トッピングありなしでも、メロンソーダとかクリームソーダとかお店によって呼び名が違うだけと思ってました。
ちょっと例の人に調査したところ、アイスも生もクリームなんだから、クリームソーダだよ、とかまたわけの分からないことを言っていて、じゃあそれ以外のトッピングの場合はっ?(←new)て聞きましたら、そんなの見たことないって言われて、今ここですw
もはやその解明のためにアマゾンの奥地に飛ばないといけないかもしれませんw
ボヤボヤしている間に、すっかり乗り遅れ……いや、乗っかってもいなかった……
もう発表されてたんですね💦ちょっと今更ですが、カクヨムコン中間おめでとうございます。
初コメントさせてもらったエデンズイがあって嬉しいです^_^
喫茶店の座席で聴く音楽も、ベッドの中で聴いたビリー・ジョエルも、一緒にいるのに2人は向き合うことなく聴いている。
そしてこうして鉢合わせしながら……結局、2人の仲も向かい合わせになることがなかったんだなあ。
甘えてくれ、甘えている、がなんとも2人を物語ってるようにも思えます……
学生の頃と同じに回数券を置く、というのが、あの頃と同じでありながら、同じでない。切ない。
最後の1文がとてもよかったです。
作者からの返信
コリドラス@仁世亜さん
こんにちは!
お蔭さまでエデンズイは突破することが出来ました。御礼申し上げます。
今もまだ、メロンソーダに頭を悩ませております(笑)
トッピングも、生クリームとアイスクリームではまた名称が違ったりするのでしょうか。
メロンソーダにはトッピングのクリームまたはアイスがついているものだという前提で、あれ全体をどうやら「メロンソーダ」とぼや~っと認識していたようです。
「メロンクリームソーダ」ここに、クリーム付もアイス付も一緒に含まれてるっぽい?(夫氏に詰め寄ってみて下さい……)
こちらは馬村ありんさんと柴田恭太朗さんの企画に寄せたもので、千文字に納める自主トレをしておりました。
カッコつけすぎ~な主人公のせいで、ハードボイルド作品疑惑まで生まれておりましたw