名前が魂の重さを決める世界で、唯一「持たない」主人公が知略で理を穿つ。
設定の妙もさることながら、特筆すべきは戦闘描写の泥臭さでしょう!
超常の真名干渉に対し、酢や油、煙玉を駆使して立ち回るノウムの姿には、何でも屋としての矜持が宿っています。
理論派のイリスと気怠げな実力者フィーナ、この凸凹な三人の距離感が実に愛おしい。
王都での陰謀から地方都市への転進まで、情報の出し方と構成のテンポが秀逸で、一気に物語へ引き込まれました――。次はどんな「面倒事」と美味い飯が待っているのか、三人の旅路に期待が止まりません。27話まで一気読みしてしまいました!