何というか…総括すると……
「どんなときでも、ひとりじゃない」
……ってイメージの心暖まる作品です。
この作品の主成分は
「家族の笑顔のために奮闘する主人公」
「重たい事情で曇る嫁さん」
「可愛いだけじゃないけど結局は可愛い娘ちゃん」です。
▼主人公
当初は少ない労力で何でもできる万能な所など鼻につく部分があったのですが、一人で何でもできるせいで他者に頼ることができない…家庭環境と合わせて「孤独に生きることを強要される呪い」に囚われてると理解すると、色々見え方が変わってきました。
二章から三章に渡っての数々の経験を経て「孤独の呪い」を振り切った主人公が成長、交友関係が広がっていく過程が丁寧に描かれています。
▼嫁さん
家庭環境の影響で自己肯定感が低い、健気な性格、若くして母親になったことが合わさった結果、曇ることが多いです。主人公と婚約してから「幸せ」なのは間違いないとは思うのですが…心からの笑顔を見せてくれるようになるには、まだまだ時間がかかるのかもしれません……
▼娘ちゃん
両親の愛情を受けて真っ直ぐに育ってます。
人間関係に対して聡い部分がある一方で、感情と行動が相反することが多くて読み解いて言語化するのが難しいです。
今後の成長や主観視点のエピソードにおける掘り下げによって印象が変わることがあるかもしれませんが、可愛さだけは変わらないと思います、きっと。
追記
前向きな気分になれる曲を主題歌代わりに流しつつ、ゆっくりと自分のペースで読むのがオススメです。