人類対神という大きな枠組みの話ですが、10話まで読んでいちばん良かったのは、刻の「失った日常を取り戻したい」という部分です。
戦う理由としてぶれずに通っているところでした。
1話の不穏な掴みから怪異戦はかなり容赦なく、神の存在も早い段階で圧を出してくるのに、ただ派手なバトルだけで終わらないのがいいです。
灯夜のいちご大福や、朔久とカップ麺を食べる場面みたいな少し力の抜けたやり取りがあるおかげで、キャラが記号っぽくならず、同期3人の距離感の変化も自然に入ってきます。ダーク寄りの異能ものでも、関係性の積み上げをちゃんと味わいたい人に合うと思います。