婚約破棄された悪役令嬢が手に入れたのは、
自分へ語りかけてくる1冊の魔導書。
破滅の未来を迎えた未来の自分だと語りかけてくるその魔導書は、
主人公、エレノアにこれから起こる未来と、
その先に待つ自分の破滅を語り始める……。
既に知っている破滅の未来を回避するというのは悪役令嬢の定番ですが、
悪役令嬢自身が”記憶”として知っているのではなく、
第三者(未来の本人ですが)の言葉として未来を知っていく展開が
バディものようでとても新鮮でした。
そして記憶を持っている者と、行動する”自分”が別人だからこそ
発生する問題もあります。
読んでいて先が気になる展開に一気に読んでしまいました。
少し変わった悪役令嬢物が読みたい人におすすめです。