第12話 フローチャートを作れ

 フローチャートって知っておりますか?

 知らないなら調べると出てきます。

 「ボックス」と「線」を組み合わせたプログラムの設計図なのですが、物語を作るうえでもこの手法は使えます。

 寧ろ非常に重要まである手法です。

 カクヨムには絵が乗っけられないので、イメージしてもらうか、簡潔に書くので検索して調べながら読んでほしいです。


 基本的フローチャートは円形や長方形やひし形の「箱」とそれを結ぶ「線」で構成された流れを可視化するものです。

 ゲームではないので円形と長方形の「箱」しか使わない一本道の形式になるとは思いますが、開始から終了まで設計します。

 箱の中に「やりたい重要シーン」を入れ、線が「重要シーンへの繋ぎ」の話になる。


 先に第8話のタイプ③寄りの話ですが、書きたいシーンやキャラクターを活躍させたシーンを「箱」と定義します。

 次に物語の「結末」あたる「最後の箱」を作ります。

 最後の箱から自分の書きたいシーンの「箱」を並べ、最後に作品冒頭にあたる「開始の箱」を作るのがタイプ③の逆算形式で辻褄が最も合わせやすい作成方法だと思われます。

 「線」を結んでいませんが、この繋ぎの話は深く考えるのは恐らく書く時になると思います。

 実際話流れ自然で無い場合は「箱の入れ替え」を行い展開順番がガラリと変わったり「箱を抜いて」シナリオの縮小化を行う事もあるので、「線」をしっかり決めてしまうとそういった方針転換の妨げになる可能性と労力の無駄になる可能性が高いからです。


 またタイプ①の方はアイディアが起点になり、そこが面白さの最大風速化しやすいので、物語冒頭の「開始」から物語を作っていくのかなと思います。

 妄想出来る人なら、やりたいシーン等が浮かび、冒頭が強いのに整合性のある「出落ちで終わらない作品」を作れるのです。

 ですが、ここは妄想が出来ない人が来ていると思うので、まず思い付く限りのテンプレ展開を適当に並べて、最後の結末だけ必須に考えてください。


例えば

・魔王を倒して世界が平和になった。

・主人公とヒロインがキスをしてハッピーエンド

・女の子達をはべらせてハーレムエンド


 どれだけ思考停止しても、この終着点だけ適当にでも作っておかないと話を制御出来ない為、くださいとまで言えます。

 終着点を作らずに話を組み立てていく人も割合として多く、結果うまく人もいます。

 ただ、それは考えないでも上手くいく才能の話なので、たいていの人は上手くいかないはず。

 そして、終着点が決まっていないまま話を組み上げていくと、書いている最中に自分が何を書いているのか軸がブレる為、質の悪いとされる物が出来上がってしまうのです。

 タイプ①から作る人は終着点もセットで考えておくと良いです。



 タイプ②のキャラクターから作る方も、出来ればタイプ③逆算形式の組み立てをやった方がキャラクターとシナリオの両方が強くなるのですが、キャラクターを削る作業も工程として起こるので、自分のキャラクターの良さを削ぎ落とす傾向もあります。

 なので、構成の甘さが出やすくなりますが、タイプ①の開始からキャラクターを押し出す打ち出しから終了に向かうフローチャートにしていく事になると思います。

 特にキャラクター重視の人は、キャラクターを増やして展開を進めていく性質があるので、変に難しい設定を考えずにキャラクター同士を会話させる事を意識した話にしていけば、物語を作ること事態が出来ると思います。


 とにかく、頭の中がまとまらない人はフローチャートを書きましょう。

 いや書け!

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